スマホの充電マークは表示されるのに電源が入らない、
待ち受け画面まで進まない、データも取り出せず非常に困っている。
そんな症状でご来店される方が、増えています。
今回は GooglePixel 7aのバッテリー交換を通して、見逃すと非常に危険な「バッテリー膨張」
実際の修理事例をもとに詳しく解説します。
電源が入らないPixel7a
今回ご来店されたお客様は、充電ケーブルを挿すと充電マークは表示されるものの、
そこから先に進まず電源が入らない状態でした。
スマホが起動しないためデータの取り出しもできず、さらにキャリアへの端末返却も控えており、
どうすることもできないと非常にお困りの様子でした。
修理や中古買取、保険の手続きなどを考えるうえでも、電源が入らない状態は大きな不安につながります。
分解して判明したバッテリー膨張
端末を分解して内部を確認すると、バッテリーが明らかに膨張していました。
バッテリー膨張はandoridスマホ全般で起こりうる故障の一つで、珍しくありません。
膨張したバッテリーは内部から画面や基板を圧迫し、
電源が入らない、充電できない、動作が不安定になるといった症状を引き起こします。
今回もバッテリー交換が必要な状態でした。
バッテリー膨張が危険と言われる理由
バッテリーが膨らんだまま使用を続けると、最悪の場合、爆発や発火につながる可能性があります。
内部に圧力がかかり続けることで、少しの衝撃や圧迫が引き金になるケースもあります。
ポケットやバッグに入れて持ち運ぶだけでも危険性は高まり、
スマホだけでなく周囲にも被害を及ぼす恐れがあります。
面倒だからと放置するのは非常に危険です。
絶対にやってはいけないNG行動と注意点
バッテリーが膨張しているかもしれないと感じたとき、強く押す、
無理に画面を閉じる、充電を繰り返すといった行動は絶対に避けてください。
また、自分で分解しようとするのも非常に危険です。
少しでも異変を感じたら、即日対応可能な修理業者に相談し、速やかにバッテリーを取り除いてもらうことが重要です。
データそのままで修理できるケースも多くあります。
電源復旧・データもそのまま
今回のPixel 7aも、膨張したバッテリーを安全に取り除き、新しいバッテリーへ交換することで無事に電源が入りました。
待ち受け画面まで正常に起動し、データもそのまま残った状態でお返しできました。
修理後はキャリア返却の手続きも問題なく進められるようになり、お客様にも大変安心していただけました。
早めの相談が安全と安心につながる
スマホ修理は「壊れてから」ではなく「異変を感じた時点」での対応が非常に重要です。
当店では修理価格の安さだけでなく、内部清掃無料、
生活防水330円、格安SIMや保険相談、中古買取まで幅広く対応しています。
奈良市や近郊でスマホやSwitchの故障、ガラスコーティングを検討されている方も、安心してご相談ください。



